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ストーンアート 石というキャンバスの魅力

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ストーンアートで愛犬を表現「カンピ物語」第4話 ビーグルくんと野球グローブ

石に絵を描く「ストーンアート」で制作した動物たち(これまでの作品はこちら)を使った物語、第4話です。

今回の主役は、主人公カンピくんの友達であるビーグルくん。以前作ったストーンアートの野球グローブからお話を考えました。

石にとどめた魂の世界が、この世のどこかに存在してほしいという気持ちで書いています。

今回の背景は、前回に続いて「Microsoft Designer」と「Whisk」というAIツールを使用しました。

ビーグルくんとグローブ

 いつもの仲間といつもの道をお散歩したよ

フワフワ フワフワ

それじゃ また明日 お休みなさい

 カメちゃんが草むらへ

「じゃあね」

 ワニ男くんも去っていった

 ビーグルくんとカンピが並んで歩く

カンピとビーグルくんのイラストを撮った写真

カンピとビーグルくん

「あのね カンピくん」

「なあに?ビーグルくん」

 ビーグルくんが立ち止まって 岩の陰から何か持ってきた

「これを見てくれる?」

 それは古いけれどきれいな子供用の野球グローブ

「ぼくのご主人は、大人になって家を出てしまった

 そのとき捨てられたグローブを ぼくが隠しておいたんだ」

グローブを撮った写真

グローブ

 ビーグルくんは 昨夜 ご主人が家に帰ってきたのを見た

「今はもう会えないけど、僕のことを思い出してほしいんだ」

 ビーグルくんは野球グローブをよく見せてくれた

「ボール遊びをたくさんしたんだよ」

 

 カンピは考えた

どうしたらいいかなあ

ご主人がいつどこへ行くのかわからない

今すぐできることは?

グローブが突然玄関に現れたら怖いよね

さりげなく見つけてくれるようにするには?

庭にならあってもいいかな

どうやって見つけてもらおうか

 

「そうだ!チョーくんに頼もう!」

きれいな羽で目を引いてもらうんだ

チョーくんには お花ちゃんの花園を教えてあげた

チョーくんと花園のイラスト

チョーくんと花園

 よろこんだチョーくんは引き受けた

 

 ビーグルくんの案内で

 カンピとチョーくんは一軒の家の庭に着いた

ご主人の昔の家へ行ったイラスト

ご主人の昔の家へ

 しばらく待っていたが

 ご主人は出てこない

子どもが出てきた

 小さなリュックを背負っている

ああ

もうどこかへ行ってしまうんだ

忙しくって、グローブを見つける余裕はない?

 子どもは庭を見ている

 チョーくんがとびだした

チョーくんの写真

飛び出すチョーくん

ひらひら ひらひら

 子どもが駆け寄ってきた

 チョーくんはがんばって岩にとまったよ

 子どもが手を伸ばす

あぶない

危機一髪

 チョーくんは舞い上がった

 あまりの速さに面食らった子どもはきょろきょろ

 そして石の後ろにあった野球グローブに気が付いた

 グローブを手にとって お父さんのところに持って行った

 

よくやった 子ども!

 お父さんはグローブを手に取って 何か考えている

「一緒にボール遊びをしたんだよ」

 子どもに話した

親子のイラスト

親子

 お父さんはグローブを持って行くことにしたみたい

 そして 名前を呼んだ

「ジョイ…」

 ビーグルくんは自分の名前を思い出した

 長く名前を呼ばれなくて忘れていたみたい

「ああ、ぼくはジョイだった」

 

よかったね

ぼくもママさんに呼ばれたいなあ 

カンピ!って

 

ひとこと

今回のテーマとなった石は、初めは手袋に見えました。そのころ、ちょうどニュースで大リーガーの大谷選手が、日本の小学校に野球グローブをプレゼントと言うのを聞いて感動。グローブを描くことにしました。

そして、「ビーグルくん」という名前が犬種名だったのは、ストーンアートの1つ目の作品だったからで、他意はありませんでした。このお話の中で、飼い主が急に名前を呼んでくれたのです。

(ジョイは私が子供の頃、実家で飼っていた犬の名前です)

主人公のカンピは、名前を呼ばれるのが大好き。いつもしっぽがフリフリになります。いっぱい呼んであげなきゃと思うのです。

 

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